前回の、治療の後の詰め物を外して貰い、暫し待っていると歯医者さんが登場。 早速治療開始です。
前回、神経を殺す薬を入れられてたので、歯を削られてても痛みもなく快調に治療は進んでいたのですが、先生、削った歯が邪魔になったらしく、周りを見渡すものの他の歯科衛生士さんは皆、忙しそうな様子。
そこで先生、受付の女の子を呼んでバキュームと呼ばれる、掃除機の筒みたいのを僕の口の中に入れて、そのまま持っているように女の子に指示をだしてます。
僕は普段、歯医者さんで治療を受けている時は目を閉じているんですが、先生の女の子への指示が聞こえたので、ちょっと目を開けてしまったんですね。
思えばそれが間違いの元だったんです。
いや、本当は女の子は普通に立っていたと思うんですが、僕は椅子に寝ている状態で、なおかつ逆光になっていたので、
まるで、女の子が仁王立ちで僕の口の中にバキュームを突っ込んでいるように見えてしまったんです。
すぐに、目を閉じたんですが、頭の中でのイメージ映像は↓な感じになってしまい、
さらに、慣れていないのか、彼女はバキュームの筒部分を僕の舌の横に
ギュウギュウ
と押し付けてきます。
明らかに自分より年下の女の子に、口の中に筒を突っ込まれてギュウギュされている自分。
その姿を頭の中で想像して、笑いのツボにすぽっとハマってしまい、思わず噴出しそうになったのですが、そこで笑ったら
絶対ヘンな人だと思われる!
だって、相手はなんで笑っているのか分かりませんからね。
そう思って、必死に笑いを我慢する僕。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、バキュームの筒をさらにギュウギュウ押し付けてくる、受付の女の子。
反射的に、舌で筒を押し返してしまい、更にギュウギュウと…。
その攻防が可笑しくって、笑いたいけど笑うわけにはいかないと、必死に我慢すれば我慢するほど、笑いは容赦なく込み上げてきます。
まさに、絶体絶命。
その時、笑いを我慢するために、思いっきり握り締めた手を見て、先生が一言。
「大丈夫? 痛い?」
その一言がトドメでした。
僕は我慢しきれず、とうとうブハッ! っと噴出してしまったのです。
咄嗟に、咳き込んだフリをして誤魔化しましたが、「大丈夫? 気管に(歯の削り粉が)入っちゃった?」とビックリしながらも心配そうに先生に聞かれて、大丈夫です。と答えるので精一杯でした。
不謹慎な患者でゴメンね。先生。
今日の晩ご飯
・カツ丼
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