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日記+

管理人、青空 ぷらすのどうでもいい日常を書き綴っています。

螺旋階段のアリス

かれこれ2週間前に買った、ZZトレインの箱をまだ一度も開けてません。1週間前に買ったZJゲージ(車両のオマケつき雑誌)は未だビニール袋に入ったままです。
ぷらすです、こんばんわ。

忙しくてとか、うっかり忘れてたとかじゃなくて、手元にあると安心するんですよね。
買ってすぐに開けるのは、本(漫画や小説)だけです。

と言う訳で、友人のF嫁に借りた、螺旋階段のアリス(加納 朋子 文春文庫)
を完読しました。

大雑把なあらすじを書きますと、会社を早期退社して探偵事務所を開いた中年男仁木の元に、ある日突然現れたネコを抱いた安梨沙という名の少女がやってきます。
そして、安梨沙はそのまま助手として、仁木と共に事件を解決していくっていう、短編連作のミステリー小説です。

内容的には、いわいる本格推理小説なんですが、ビックリするのは巧妙なトリックで難事件を作る殺人犯も、その殺人犯に殺される被害者も居ない事。
つまり、この小説の中では殺人事件は起こらないんですね。(一作だけ近いのはありましたが)
僕は、こういう推理小説は初めてだったので、かなりカルチャーショックを受けました。

あと、とても上品な印象も受けました。
仁木や安梨沙の台詞回し、作者、加納 朋子さんの文体もあるかもしれませんが、一番はやはり加納さんの人を見る温かい目がこの作品を上品にしていっているのではないかと、そんな気がします。
確かにミステリーなのですが、何故かファンタジー小説を読んでいるような、そんな気持ちにさせてもらいましたよ。^^
不思議の国のアリスや鏡の国のアリスをモチーフにしているのも、どこかファンタジー的な印象を受ける要因かもしれません。

キッチリ、本格推理小説の約束事を守りながら、まったく別の切り口で独自の世界を紡ぎ出す加納さんの手腕は凄いと思います。
オススメです。

螺旋階段のアリス 文春文庫 螺旋階段のアリス 文春文庫
加納 朋子 (2003/11/08)
文藝春秋

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今日の晩ご飯

・冷奴 ・サラダ ・豚肉の炒め物 ・野菜の天ぷら
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  1. 2007/04/25(水) 22:40:39|
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