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管理人、青空 ぷらすのどうでもいい日常を書き綴っています。

個人的に名作と思う映画をオススメしたい・2 -浪人街-

ぷらすです、こんばんわ。
さて、個人的にオススメしたい映画第2弾は、1990年に公開された、『浪人街』です。
この作品は、1928年に公開された同名映画シリーズのリメーク版で、監督は『龍馬暗殺』の黒木和雄、主演は故・原田芳雄さんです。

ストーリー:江戸、下町の外れにある貧民街(?)が舞台です。夜鷹や浪人、スネに傷を持つ人々が多く暮らすこの街にある日、何物かによって夜鷹が殺される辻斬り事件が起きます。
犯人は旗本直参の武士たち。暇を持て余した彼らは切り捨てても騒ぎにならない最下層の夜鷹を次々に斬り、そしてついに、街の顔役であった一膳めし屋の“まる太”主人にまで切り殺し--

とにかく、キャストがむちゃくちゃ豪華です。
主演の原田芳雄をはじめ、樋口可南子、勝新太郎、石橋蓮司、杉田かおる、田中邦衛、中尾彬、天本英世などなど。しかも、みんな若いです。中尾さんとかまだシュッとしてますからね。20年以上前だから当然といえば当然なんですが、ちょっとビックリしますよ。

そしてこの映画、登場人物がほぼ全員ダメダメです。
今風に言うと、マダオだらけです。
原田さん演じる主人公の荒牧源内は、仕官も諦め、女の所を転々としてるヒモだし、田中さん演じる土居孫左衛門は、上司にいい様に利用されて捨てられ、石橋さん演じる母衣権兵衛は日銭を稼ぐ為に殿様の刀の試し切り(罪人の死体を切る)が商売だし。
その中でも、勝新さん演じる赤牛弥五右衛門は、計算高くて小ずるくて、小心者で、仕官の為ならプライド捨てるし、寝返りもする。
もう、キングオブマダオですけど、でも、憎めない。
外から見ると、ほんと最下層でどうにもならないダメ浪人な彼らや、夜鷹の女たちも、それぞれ絶対に譲らない矜持を胸に持ち続けてるんですね。
逆に、旗本の侍たちは立派な身分でお金持ちで、面白半分に人を切ったりする。
特に、矜持がないというか、その時の幕府に飼いならされている感じです。

まったく正反対の両者ですが、鬱屈した思いを抱えているのは共通しています。
長く続いた生温い時代にどこか退屈し、自分の居場所が見つけられない。存在意義が分らなくなっている。
丁度映画が公開された1990年もそんな時代で、監督の黒木さんは、幕府終焉間近の時代設定の中に、今を移していたのかもしれません。

そして、ラストの大チャンバラシーン。
ぶっちゃけ型とか無茶苦茶なんですが、明治維新寸前、実際に刀を使った事の無い武士ばかりだった事を考えれば、凄くリアルなんだと思います。っていうか、100人以上を相手に略3人で勝つという設定はリアルでは無いんですが。
とにかくですね、原田さんが超カッコイイんです。(結局そこか)
興味のある人は是非ご覧下さい。
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前回の日記に拍手下さった方、ありがとうございました。
追記でお返事です。

【“個人的に名作と思う映画をオススメしたい・2 -浪人街-”の続きを読む】
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  1. 2012/01/29(日) 22:23:35|
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